演奏会やコンクールが近づくと、完成度を上げるにはどうすれば良いか悩むこともあるでしょう。
そんなときに金管楽器奏者が練習で使える簡単3ステップを紹介します。
歌
声で歌ってこれから演奏しようとするフレーズを把握します。
広い音域の場合は声で歌いきれないかもしれませんが、そのときは歌えるところだけで良いです。
運指やタンギングなどのテクニックに気を取られがちですが、自分の中に音楽を取り込む事が大切です。
マウスピース
フレーズが把握できたら、今度は楽器からマウスピースを外してマウスピースだけで練習します。
マウスピースで吹けなければ、楽器でも上手く演奏できません。
マウスピースだけで練習する際は、楽器に付けた際の抵抗(息の入りにくさ)を用意するために、マウスピースの先をハンカチなどで軽く覆うか、3分の1ほどを小指で塞ぎます。
楽器
楽器にマウスピースを付けて練習します。
マウスピースで練習したことで、どれくらいの加減で音程が上下するのか把握でき、なめらかに演奏しやすくなります。
ただ吹くだけでなく、メトロノームを付けて練習しましょう。
早いパッセージを演奏する場合は、一度1つ1つの音を確かめたあとで、つなげて練習しましょう。
まとめ
なかなか上手くできない箇所は「歌→マウスピース→楽器」の順で練習していくと、演奏しやすくなります。
試してみて下さい。
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