楽器を演奏している最中に、自身の音を客観的に聞くことはなかなか難しいです。
録音して聞いてみると、思ったのと違うなとか、いいバランスだなといったことが分かってきます。
最近ではスマートフォンの録音でもそれなりにきれいに録れるので、かなり録音しやすくなったと感じています。
練習録音のメリット
個人練習、パート練習、合奏など、その形態によらず、録音するとさまざまなメリットがあります。
バランスが分かる
合奏中はなかなかわからないバンド全体のバランスを、奏者が確認することができます。
合奏中もほかのパートを意識できるようになる
録音は余裕をもって聞くことができるので、他のパートにも耳を傾けることができます。
他のパートがどんなことをやっているかわかるようになるので、合奏中もほかのパートを意識しやすくなります。
ほどよい緊張感をもって演奏できる
録音する際には、ほどよい緊張感をもって演奏できるので、本番でガチガチになって演奏できなくなるということを軽減できます。
アーティキュレーションや音色の聞こえ方を確認できる
ホルンなどの楽器は、奏者自身が聞く音と、お客さんが聞く音でかなり差があります。
そのため、自分に聞こえる音とお客さんが聞く音の違いを知っておくと、音楽表現に役立ちます。
成長を実感できる
初めて楽譜をもらった日の録音と、練習を重ねた後の録音を聴き比べると、確実に成長していることを実感できます。
録音(録画)してみました
先日オンライン合奏風動画の撮影があり、その練習として、自分でも録画してみました。
電子メトロノームを見ながら(メトロノームの音は出さずに)4パート分録画しましたが、休符を十分に休めなかったり、細かい音符で急いだりしていて、とても合わせられたものではありませんでした…。
4パートを編集して組み合わせるつもりでしたが、2nd、3rdにいたっては、メトロノームをつけているにも関わらず途中から1拍ずれており、合わせるのを断念しました。
自分がいかに耳で合わせてきたかということを実感しました。
メトロノームをつけてメロディの練習をしよう。うん。
まとめ
録音したものを聞くことで、自分やパート、バンドの課題が見つけやすくなります。
試してみましょう!
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