吹奏楽コンクール課題曲を聞いてみて【2019年度課題曲】

2019年度吹奏楽コンクール課題曲の演奏動画がYouTubeに出てきましたね。

今日は私もコンクール課題曲の初見合奏でした。
まあ、初見合奏と言っても出席人数9人なのでほぼ遊びみたいなものですが…。

ということで、私が2019年度吹奏楽コンクール課題曲を聞いて、また、楽譜を見て思ったことを書いていきます。

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課題曲I 「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲

認知度の高いモチーフが登場

「まりつき唄」 として歌われていた「あんたがたどこさ」のモチーフが、様々なバリエーションに形を変えて現れます。

2012年度の「じゅげむ」を思い出しました。

認知度の高い主題なので演奏会などでも評判がよさそうな印象。

日本人の苦手な8分の6拍子

コンクールを意識するなら、8分の6拍子のリズムをそろえるのがポイントになりそう。

あとはトランペットなどのベルトーン的な部分がどれくらいうまく決まるかといったところでしょうか。

ホルンにもソロが!

2小節くらいソロがあったりグリッサンドがあったりしてオイシイ。

【本編】2019年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 I 「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲

課題曲II マーチ「エイプリル・リーフ」

いわゆる課題曲マーチ

曲名を見たときには「エイプリル・フール」と見間違えました(笑)

「あ、課題曲だ」とわかるマーチ。

4分の4拍子。

リズムをどれだけ区別できるか

いかにも課題曲という感じの曲なので、基礎的な演奏能力の違いを見やすそうです。

付点8分+16分のリズムと3連符の区別はできて当然。

2019年度の課題曲マーチで唯一rit. があります。

速い対旋律は…

対旋律が比較的細かく、Trio前は音域も低めなため、ホルンにとっては演奏しにくいことこの上ない…。

逆にTrioからはユーフォニアムにとっては少し高めの音域になっており、対旋律を合わせるのは大変そう。

金管楽器奏者は音階を練習する人が少ないので、これを機に練習するのもいいかもしれませんね(自戒)。

【本編】2019年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 Ⅱ マーチ「エイプリル・リーフ」

課題曲III 行進曲「春」

気品が漂う課題曲

最近の課題曲マーチと言えば、様々な動きを絡ませて面白さを出す傾向が多いですが、この曲は違います。

構造がシンプルで、特にTrioより前の部分では多くの楽器が同じ動きをします。

ほかの課題曲と比較してメロディの音域が高く、気品が漂います。

ドラクエの城で流れそうな印象を受けました。
行進曲「王宮の春」みたいな。

4分の2拍子。

整えるべきことが盛りだくさん

シンプルな構造で同じ動きをことが多いため、音型や音程など基礎的な部分をいかに合わせられるかというのがポイントになりそう。

楽譜どおり演奏するのは簡単だけど…

対旋律に多少跳躍があるとはいえ、ホルンとしては吹きやすい音域です。

複雑なリズムもなく、楽譜通りに演奏することは容易。

でも、周りと音型や音程が合っていないとすぐバレるので、中高生のホルン吹きにはかなり練習が必要かと思われます。

【本編】2019年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 Ⅲ 行進曲「春」

課題曲IV 行進曲「道標の先に」

ストーリーの見えるマーチ

行進曲は、その特性上ストーリーを持たせることが難しいのですが、タイトルの助けもあるのかこの曲は物語性があります。

はじまりの町を出発して野原や山道を通り、ときに雨が降ったり坂道といった困難に出会ったり。
星の輝く夜空を眺めて翌日とうとう目的地に到着する。
しかしそれは新たな旅の始まりだった。
サトシの旅はまだまだ続く…的な(笑)

8分の6拍子。

物語をバンド全体で共有して

2019年度課題曲の中では、ストーリーを一番イメージしやすい曲だと思います。

私の妄想のように、みんなでストーリーを考えて、バンド全体で共有しましょう。

それを表現できたら、とても好感の持てる演奏になると思います。

吹いてて楽しい

「マーチは裏打ちばかりだからキライ」というホルン吹きは多いですが(私も昔はそう思っていましたが)この曲に関して言えば、メロディと一緒に動くところがあったりグリッサンドが多めだったりと、吹いててとても楽しいです。

楽しすぎて羽目を外さないように気をつけたいです。

【本編】2019年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 Ⅳ 行進曲「道標の先に」

課題曲V ビスマス・サイケデリアI

1年ぶりに帰ってきたカオスな課題曲V

昨年の課題曲Vは秩序のある音楽という感じでしたが、2019年度はカオスな課題曲Vが帰ってきました。

吹奏楽の可能性を教えてくれるという意味では非常に面白いのですが、いかんせん音楽として聞くのは難しい曲です。

一人一人吹けていること

異なる動きの絡み合いで面白さを生み出しているので、各個人が楽譜通りに演奏できることが大前提。

というか、それさえできればこの曲はいい気がします。

gliss. upはhigh D?

私が所属している団では端からこの曲を演奏する気がないので、楽譜を見ることはできていません。

参考演奏を聞いてみるとhigh Dまでgliss. upしているような気がします。

まあ、この曲を選ぶ人たちはうまい楽団でしょうから、大した問題にはならないでしょうが。

【本編】2019年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 Ⅴ ビスマス・サイケデリアI

まとめ

2019年度課題曲の印象を書いてみました。

今年はマーチが3曲もあって、好みが分かれそうですね。

ちなみに私は、ポケモン感のある課題曲IVが好きです。

みなさんはどの曲が好きですか?

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