ホルンのF/B切り替えを切り替える

あなたが使用している楽器はフルダブルホルンですか?

フルダブルホルンにはF管とB管を切り替えるF/B切り替えロータリーが用意されています。

4番ロータリーと呼ばれることが多いです。

一般的に、開放時F管、押したときB管になるものは押しB、逆に開放時B管、押したときにF管になるものは押しFと呼ばれています。

今回は、私がF/B切り替えを押しBから押しFにした話を書いていきます。

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新品の楽器は大概押しBになっている

市販されている新品のフルダブルホルンは、ほぼ100%押しBの状態です。

これはホルンがもともとF管の楽器だったためだと思われます。

押しBの難点

私は押しBで使って7年目になりますが、いくつか難点があります。

あくまで吹奏楽のアマチュアホルン奏者としての感想です。

手が痛くなる

五線内やそれより上の音域を吹く場合は、ほぼずっと第4レバーを押したままB管で演奏すると思います。

しかし、そうすると余計な力がかかって左手、特に小指が痛くなる原因となります。

F管を使用する音を出すタイミングが合わせずらい

これはホルン以外の楽器と演奏するときに如実になりますが、F管を使用するときの音のタイミングがずれがちになります。

第4レバーを押してB管で演奏している途中でF管を使用するということは、親指を離して音を出すということです。

他の第1~第3レバーは押したときに音が切り替わるのに、第4レバーだけはレバーを離したときに音が切り替わるという点が、このタイミングのずれを引き起こしやすくしているのではないかと思います。

もちろんそれを考慮して、テンポに合わせて音を出すように練習するわけですが。

ほぼずっと親指で押している意味が分からない

もともとF管の楽器だったホルンは、ロータリーシステムの導入もあり、高音域の音を当てやすくするためにB管に切り替えて使えるようになりました。

吹奏楽だと、F管を使わなければならない場面はC,Hを出したりゲシュトップしたりするときくらいなので、ほぼずっと親指を押しっぱなしです。

オーケストラやホルンアンサンブルなどで低音を出さないといけない場合はF管の出番が多くなりますが、吹奏楽ではほぼB管で問題ないのではないでしょうか?

私が押しFに変更した理由

私が押しFに変更した理由は大きく2つです。

Cを含む速いパッセージが吹けない

B管でCを出すと音程が合いづらいのでF管でCを吹くのですが、速いパッセージになると、離したときにCになるという点で混乱し、吹けなくなることが多々ありました。

もちろんそういう部分は吹けるように重点的に練習します。

力が入りすぎたのか、レバーのねじが緩んでいた

押しFに切り替える決め手になったのはこれでした。

何かの拍子に第4レバーを留めているねじが緩み、レバーは傾くし、緩んだねじが第2レバーの戻りを阻害していました。

何がきっかけでねじが緩んだのかはわかりませんが、なんとなく押しBも影響してそうだなと思いました。

押しB→押しF作業をやってみた

今回作業した楽器は、ヤマハのYHR-87Dです。

ロータリーはストリングタイプ。

押しBから押しFにする方法は、多少ネットで調べましたが、楽器購入時に付属していた取扱説明書が一番わかりやすかったです(さすがヤマハ)。

作業内容を大雑把に言うと、

  1. ストリングを外し
  2. ロータリーの紐留めねじを他方に付け替え
  3. レバーの棒(?)を反対側に移して
  4. ロータリーがB管の状態でストリングを巻きなおす

という感じです。

作業前押しBの状態がこんな感じ。

押しB
押しBの状態。ねじは上、レバーは下

作業後押しFの状態がこんな感じ。

押しF
押しFの状態。ねじは下、レバーは上

画像に写っているプロテクターやハンカチは養生のためにセットしました。

まとめ

押しBや押しFは好みの問題でしょう。

ただ、吹奏楽部で押しBの楽器を使っていて左手の痛みに悩んでいるのであれば、試しに押しFにしてみるのもアリだと思います。

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ホルン
気ままに奏者

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