2021年1月に行われたポケモンソード・シールドのインターネット大会「Global Challenge 2021 Winter」に、はがね統一パーティで挑みました。
使用したパーティや調整を載せます。
Global Challenge 2021 Winterのルール
このシーズン中のダブルバトルとほぼ同じルールです。
パーティを構成するポケモン
ギルガルド
個体情報
努力値:H252-A4-B140-C92-D20-S0(HBベース)
性格補正:なまいき
特性:バトルスイッチ
持ち物:呪いのお札
技:キングシールド/シャドーボール/かげうち/ワイドガード
解説
このパーティの守護神。
BとDをほぼ等しくしつつダウンロード対策するために、性格は「なまいき」。
なるべく耐久が高くなるようにHに全振り。
Bは、シールドフォルム時、ようきタスキ一撃ウーラオスの「あんこくきょうだ」を確定耐え。
Dは、シールドフォルム時、ひかえめガラルファイヤーのダイアークを確定耐え。
特性は1種類のみなので選択の余地なし。
持ち物は、少しでも火力を上げるために「のろいのおふだ」を選択。
シールドフォルムに変化するために「キングシールド」を採用。
タイプ一致のゴースト技として「シャドーボール」を採用。
倒しきれなかった相手を倒すために、先制技である「かげうち」を採用。
相手の「じしん」や「ねっぷう」などを防ぐために「ワイドガード」を採用。
ヒードラン
個体情報
努力値:H180-A0-B0-C252-D76-S0(HCベース)
性格補正:ひかえめ
特性:もらいび
持ち物:シュカのみ
技:だいちのちから/ねっぷう/まもる/ソーラービーム
解説
相手のほのおタイプポケモンへの対抗策。
このパーティの特殊アタッカーとしての役割を果たすため、Cに全振り。
耐久は、こだわりメガネレジエレキの10まんボルトを確定耐えするように調整。
性格は、「ねっぷう」のダブルダメージを稼ぐために「ひかえめ」。
特性は、役割的に、相手のほのお技を無力化できる「もらいび」で確定。
持ち物は、じめん技を一発耐えるために「シュカのみ」を選択。
相手のほのおタイプポケモンへの打点として「だいちのちから」を採用。
タイプ一致のほのおわざとして「ねっぷう」を採用。
じめん技を撃たれそうなときのために「まもる」を採用。
みずタイプへの打点として「ソーラービーム」を採用。
カミツルギ
個体情報
努力値:H84-A92-B4-C0-D212-S116
性格補正:いじっぱり
特性:ビーストブースト
持ち物:とつげきチョッキ
技:リーフブレード/せいなるつるぎ/つばめがえし/つじぎり
解説
とつげきチョッキを持たせることで耐久力を増強した自信作。
Sはランドロスを意識した準速91族抜き。
とつげきチョッキを持たせる前提でDを振り、メガネレジエレキの10まんボルトを確定耐え、命の珠おくびょうサンダーのぼうふうを最高乱数以外耐える。
また、ダイマックスすればハチマキようきウーラオスの「あんこくきょうだ」を確定で耐える。
性格は、火力を上げるために「いじっぱり」。
特性は「ビーストブースト」で選択の余地なし。
持ち物は、特殊耐久を上げるために「とつげきチョッキ」を選択。
タイプ一致の草わざとして、「リーフブレード」を採用。
草わざが通りにくい相手への打点として「せいなるつるぎ」を採用。
ダイジェットで素早さを上げるために「つばめがえし」を採用。
ゴーストタイプへの打点として「つじぎり」を採用。
トゲデマル
個体情報
努力値:H84-A4-B116-C0-D52-S252
性格補正:ようき
特性:ひらいしん
持ち物:ふうせん
技:ねこだまし/エレキネット/てだすけ/とんぼがえり
解説
このパーティで最も速く、多彩なサポートが可能。
なるべく多くのポケモンを抜いて「ねこだまし」を撃つために、Sに全振り。
Hはナイトヘッド3回分+1。
B,Dはほぼ等しくなるようにしつつ、ダウンロード対策でDが高くなるように調整。
性格は、なるべく多くのポケモンを抜いて「ねこだまし」を撃つために「ようき」。
特性は、レジエレキの技や「でんじは」を吸い寄せられる「ひらいしん」を選択。
持ち物は4倍弱点を一度だけ無効化するために「ふうせん」を採用。
相手の行動を封じるために「ねこだまし」を採用。
相手の素早さを下げられる「エレキネット」を採用。
火力が足りないときに重宝する「てだすけ」を採用。
手持ちに戻って再度「ねこだまし」を使える、「とんぼがえり」を採用。
クレッフィ
個体情報
努力値:H148-A0-B180-C108-D68-S4
性格補正:ずぶとい
特性:いたずらごころ
持ち物:だっしゅつボタン
技:マジカルシャイン/しんぴのまもり/あまごい/すりかえ
解説
かゆいところに手が届くポケモン。
Hはナイトヘッド3回分+1。
Bは、ハチマキようきウーラオスのインファイトを確定耐えするように調整。
Cは、耐久無振り一撃ウーラオスをマジカルシャインのダブルダメージで確定一発となるように調整。
残りをDに。
性格は、ハチマキようきウーラオスのインファイトを確定耐えするために「ずぶとい」。
特性は、「すりかえ」を先制で撃てる「いたずらごころ」を選択。
持ち物は「すりかえ」で苦手なダイマックスポケモンを追い出すために「だっしゅつボタン」を採用。
一撃ウーラオスを倒すために「マジカルシャイン」を採用。
催眠や火傷対策として「しんぴのまもり」を採用。
はがねタイプの弱点である炎わざを軽減するために「あまごい」を採用。
「だっしゅつボタン」を押しつけるために「すりかえ」を採用。
キリキザン
個体情報
努力値:H4-A252-B0-C0-D0-S252(AS全振り)
性格補正:いじっぱり
特性:まけんき
持ち物:きあいのタスキ
技:ストーンエッジ/ダメおし/ふいうち/かわらわり
解説
レイスポスや「いかく」持ち、能力を下げる技を牽制する。
火力が微妙なのでAに全振り。
Sは、S無振りのSワンランク上昇ガオガエンを意識して全振り。
性格は、足りない火力を補うために「いじっぱり」。
特性は、不利を有利に変えられる「まけんき」を選択。
持ち物は、かくとう技でも一発耐える「きあいのタスキ」を採用。
ガラルファイヤーへ役割を持つために「ストーンエッジ」を採用。
味方の素早さ次第で高火力を叩き出せる「ダメおし」を採用。
タスキと併せて2回行動するチャンスを作るために、先制技である「ふいうち」を採用。
ガオガエンへの打点として「かわらわり」を採用。
基本戦術
先発はトゲデマル+キリキザンが安定だが、相手に応じて様々な組み合わせが可能。
ダイマックスしない相手をトゲデマルの「ねこだまし」で止め、そこにキリキザンの「ダメおし」を合わせてダメージを稼いだり、「ねこだまし」で行動を止めている隙にカミツルギの「ダイジェット」で味方の素早さを上げたりできる。
どうしても厳しい相手にはギルガルドとクレッフィを先発し、クレッフィの「すりかえ」で「だっしゅつボタン」を相手に押しつけ、同じ相手にギルガルドで「かげうち」を撃つことで追い出すこともできる。
ヒードランは基本的に先発せず、相手に炎わざを撃ちにくくさせる。
カミツルギ、キリキザンで1体ずつ倒していくこともできるし、ヒードランの「ねっぷう」で相手2体に同時にダメージを与えていくこともできる。
アタッカー3体はそれぞれ4倍弱点を持っているが、上手く交代できれば無効化することも可能。
使用感
戦績
戦績は25勝20敗、勝率56%でした。
最終レートは1577で、47770人中2436位(上位5%)でした。
よかったところ
耐久調整を施したことで、ある程度安心してポケモンを出すことができました。
また、一発耐えて素早さを操作することで、有利な状況を作りやすかったです。
「おいかぜ」や「トリックルーム」などのターンを稼ぐこともしやすくなったように思います。
使いにくかったところ
トゲデマルに「ふうせん」を持たせているとはいえ、相手はダイアースを撃ち放題なので、ヒードランをいかに守りながら闘うかが大変でした。
エースバーン入りのパーティにはヒードランを先発せざるを得ず、先発したとしても1体持って行かれることが多々ありました。
また、パーティ単位で言えば、ブリザポス入りのパーティにトリックルームを使われると、前述したようにダイアースを撃ち放題で、特防が上がっているためヒードランの炎わざでも倒せないというのがつらかったです。
いずれの場合も、かなりシビアな読みを当てていかないと勝つのは難しいと感じました。
読みを鍛えるか回しやすいパーティを考えるか…。
おわりに
今回のパーティは割と調整が生きた場面が多く、楽しめました。
そろそろ伝説入りのランクバトルも始まるのではないかと、心待ちにしています。
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