新卒入社して3年ほど勤めた会社を退職しました。
退職にいたるまでの経緯を書いたところ長くなりすぎたので、5回に分けて紹介します。
退職しようと思ったのは全部で3回ありますが、この記事では、私が最初に退職を考え始めたきっかけをお話しします。
職場環境について
私はシステムエンジニアとして採用され、アプリケーション開発や運用、保守などを行う部署へ配属されました。
社内、あるいは親会社との案件のみで、社外向けの案件はありませんでした。
入社して2年間はトレーニングを受ける期間という位置づけとなっており、私が配属されたチームは、実践を通して知識や技術を身に付ける感じでした。
きっかけは2年目
当時、私が所属していたチームは実働メンバーが3人しかいませんでしたが、そこへ既存システムの改修案件が舞い込んできました。
5月から9月までの5か月間で開発を行う計画でしたが、相手方の発注が遅くなり、7月から9月までの3か月間で開発を行うことになりました。
それでも、3人で3か月(9人月)あれば終えられるだろうという想定でした。
しかし、私以外の2人のメンバーは別案件を抱えており、この改修案件に専念できるのは私だけでした。
当時まだ“扱いやすい新人”を演じていた私は、素直に仕事に取り組み、毎日残業もしました。
そして私は期待されている倍近くの量をこなし、9月初旬までに5人月分ほどの仕事を終えました。
2か月で5人月、残りは1か月なのに対し仕事は4人月分残っています。
私はこのままでは納期に間に合わないと考え、開発リーダーに次のように尋ねました。
このままでは間に合わないので、土日も出社したほうがいいですよね?
すると
間に合わなくても仕方ないかなと思っている
との答えが返ってきました。
私はこのとき、裏切られたと感じました。
何とかして期日までに仕上げようと残業もたくさんしたのに
間に合わなくてもいいなら最初から残業なんてしなかったのに
終わらないと思っている量の仕事を受注するな、と。
これが、私がその職場を抜けようと考えるきっかけとなりました。
次の記事では、その頃に体調を崩したことと、転職に向けてどんなことをしたかを書いています。
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