入社して2年目の秋に、会社を辞めたいと考えました。
その頃起きた体調不良と、転職へ向けた動きを紹介します。
起き上がれなくなった日曜日
会社を辞めようと考え始めたころ、私はちょうど会社のレクリエーションの幹事を任されていました。
幹事は同期がもう一人いて、彼のほうがメインで動いていましたが、慣れないことだらけだったので心労が積み重なっていきました。
そしてレクリエーションをなんとか終えた翌日の日曜日、布団から起き上がることができませんでした。
いや、時間をかけて起きましたけれど、とても苦労して起き上がりました。
前日のレクリエーションで飲みすぎたのではないかと思うかもしれませんが、私は車で荷物を運んでいたので、酒類は一滴も飲んでいませんし、自宅にも酒類は置いていません。
何をするにもやる気が起きず、社会人バンドの練習に行くのも億劫でした。(楽器を吹いているときは楽しいんですけどね…)
今思えばその時点で心療内科にかかるべきだったなと後悔していますが、それまでの私は、病は気からと言い聞かせて、気力で体調不良をはねのけてきました。
そこで、何かしらリフレッシュしなければと考え、2か月後に買うつもりだったNintendo Switchを購入し、気分転換を図りました。
そのときにプレイしたオクトパストラベラーというゲームは、様々な生き方があることを私に教えてくれました。
当時はイライラしてしまう自分自身に腹が立っていましたが、イライラしたらイライラしたままにすることで、精神的なストレスは多少軽減されたのかと思います。
リクナビNEXTのエージェントの方と話した
同じ日に、リクナビNEXTのエージェントの方と電話していました。
そこではいろいろな話をしましたが、「同じことが繰り返されないか心配」と伝えたところ「まだやりたいことが明確になっていないようですね。少し落ち着いて考えたほうがいいかもしれません」との回答がありました。
これにより、私は焦って転職するようなことはせず、インターネット上の様々な自己診断ツールを使いながら、自分にはどんな仕事が向いているのか、調べるようになりました。
株式会社にはいられない
同じ事が繰り返されないか心配だったので、何が原因かを考えました。
きっかけはチームリーダーの発言でしたが、元はと言えば、こなせないとわかっている案件を受注したことが原因です。
なぜそんな案件を受注したのか?それは利益を得るためです。
なぜ利益を得る必要があるのか?それは、株主に利益を還元するためです。
なぜ株主に利益を還元する必要があるのか?それは株式会社だからです。
では、株式会社の従業員として働く必要があるのか?答えはNOです。
この後から、私は転職サービスを使うのはやめようと考えました。なぜなら、紹介されるもののほとんどは株式会社だからです。
私は決まりきったことをするのが得意ですが、決まりきったことをするのは面白くないので、公務員という選択肢も外しました。
私にはNPOで働くか個人事業主になるかという選択肢が残されました。
次の記事では、私が再度退職することを決断した出来事について書いています。
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